2018/02/15
橋脚の明暗に付くシーバス。
ブッシュに身を隠すブラックバス。
水路に潜む、雷魚やナマズ。
岩礁帯に居つくロックフィッシュ。
淡水・海水、引きの違うさまざまな魚を1本のロッドで狙うことはなかなか難しいものですよね。
しかし、たった1本で様々な魚種を狙えるコンセプトを持ったロッドが、インターシュートの開発したオールラウンドロッド「SV3」です。
今回はインターシュートのSV3のスペックなどを徹底的にご紹介します。
インターシュートのSV3とは、どんなロッドなのか?
SV3は「どんな釣りでも出来るロッド」として2019年にインターシュートで開発されました。
特にSV3の特徴としてはライトなスピニングロッド。
僕が最初にSV3を持った感想は「軽すぎるくらい軽い」。
今まで持ったロッドの中でも群を抜くほどの軽さです。
しかし、「ライトなロッド」と言っても、バットにはパワーを持ち、雷魚やシーバスなど大型になる魚と戦えるロッドです。
なぜ、ライトなロッドなにのに、パワーのあるロッドになるのでしょうか?
SV3のロッドの継ぎ方・ジョイント方式にパワーの秘密がある
まず、ライトなのにパワーのあるロッドになるのには、ロッドの継ぎ方・結合方式にあります。
SV3のロッドの継ぎ方はワンアンドハーフ方式を採用。
ワンアンドハーフ方式を取り入れることにより、ティップ(穂先)からベリーはライトでハリのある柔らかさ。
バットにはパワーを持たせることが出来ます。
このことにより、ワンピースのロッドでは実現できなかった、ライトでパワーのあるロッドになります。
SV3のロッドの長さ、全長、仕舞寸法
実際に僕がインターシュートの牧さんに作ってもらった2020年モデルのSV3は
全長は7’4”(7フィート4インチ)
仕舞い寸法は126cm
になります。
(2019年モデルのSV3は全長7’4”(7フィート4インチ)、仕舞い寸法は約130cm。)
コンパクトカーのトランクや後部座席にも乗る長さです。
インターシュートこだわりのブランクスについて
インターシュートのこだわりはブランクスにあります。
ロッドのブランクスには、牧さんが様々なブランクスから厳選した、高感度、高弾性のカーボンブランクスを採用しています。
高反発なカーボンブランクスを使うことで7フィートのロッドでも飛距離を出すことが出来ます。
一概に、ロッドが長いからといって飛距離を稼ぐことが出来るものではなく、設計をしっかりしているロッドだからこそ飛距離を稼げるのです。
ガイドについて
ガイドには大き目のものを採用することで、飛距離を出すことが出来る設計になっています。
ガイドの個数は合計で8個。
全てチタンSiCガイド・Kガイドを搭載。
チタンガイドを使うことで軽さを追求しています。
グリップ・持ち手について
グリップは全体的に細身の設計になっています。
さらにグリップ中ほどが細くなっています。
手が小さな方や、女性が持つと丁度いいサイズ感だと思います。
細身のグリップといっても、僕のように手の大きい男性方でも違和感無く持つことが出来ますよ。
そして、グリップの長さは僕が持ってひじの手前ほどの長さです。
リールをつけて、フードからロッド端まで約32.5cm。
VSS16 ダウンロックを採用しています。
大きな魚がかかったときに、前腕にグリップを当ててファイトすることが出来る長さです。
(つけているリールはSHIMANOさんのアルテグラ3000番です。)
SV3のロッド重量・重さについて
SV3の重量は101.7グラム。
7フィートを超えると重くなる印象があるかもしれませんが、正直言って軽い。
(タッパーの重さは抜いてあります。)
(ハンドメイドロッドなので、重さには多少のバラつきが出ます。)
SV3の重量を実際に近しいものであらわすと
・卵およそ2個分
・10円玉の約23枚分
といったところです。
ロッド自体が細く、軽いものであるため、キャスト時にスイング速度が出て、飛距離を出すことが出来る特徴もあります。
適合ルアーウエイト
SV3がライトなロッドといっても、26gのウエイトまでが推奨ウエイトになります。
Maxウエイトは34gまでと、細身でライトなロッドとは思えないほどのパワーを持っています。
釣り人の判断で、推奨ウエイトよりも無理の無い、重たいルアーを投げることも出来ます。
適合ラインサイズ
SV3の推奨ラインは
・PEライン 0.4号~2号(リーダー 10~40LB)
・ナイロンライン 4~16LB(ポンド)
・フロロカーボンライン 4~16LB(ポンド)
根ズレするロックフィッシュなどの魚を狙うのに、少し太めのラインを使われる方でもSV3を使うことができます。
実際のロッドの曲がりをおもりでチェック!
実際にロッドにリールをつけて、おもりをつけてロッドの曲がりをチェックしてみました。
Maxルアーウエイトの34g
まずはロッドに書いてあるMaxウエイトの34gの負荷をかけてみました。
100gのおもり
次にMaxルアーウエイトの約3倍の100g
200gのおもり
200g
(ロッドを手に持っておらず、固定をして撮影をしているため、安全を考えここまでの重量にしました。)
インターシュート、牧さんのSV3についての解説動画。
動画の6:50からSV3についての解説があります。
牧さんは実際にSV3を手に持ち、1kgのおもりを持ち上げています。
SV3で釣り上げた魚たち!
実際にSV3で釣り上げた魚たちをご紹介!
愛知県某所にて60cmくらいのナマズを釣りました
愛知県某所にて、約60cmのナマズを釣りました!
ルアーはザリガニ系ワームの直リグ。
中層をフワフワと泳がしているところにヒット!
愛知県某所にて70cmくらいの雷魚を釣りました
愛知県某所にて、約70cmの雷魚を釣りました!
ルアーはシャッド系のワームのノーシンカーリグ。
見えている雷魚の目の前にワームを表層に泳がせてヒット!
様々な魚を1本のロッドで狙うなら、インターシュートのSV3がおすすめ。
ライトながらパワーを持つロッド、SV3。
淡水、海水の魚を問わず、いろいろな魚を狙うことができます。
また、ワンアンドハーフ方式を採用しているためコンパクトになり、ロッド自体の感度も優れているのが特徴です。
ロッド重量やグリップは女性アングラーが持っても、無理なく持てる仕上がり。
体力を極力削らず、ルアーをキャストし続けることも出来るかと思います。
いろいろな場所で、様々な魚を1本のロッドで狙いたいという方にはオススメのロッドです。
ぜひSV3で、あなたも最高の楽しみを魚と味わってみてください。
SV3のことをもっと詳しく知りたい方
「もっとSV3の細かなことが知りたい」
「使ってるアングラーの感想をもっと教えてほしい」
ということがあれば、お教えします!
名古屋市近郊の方であれば、実際にSV3を手にとってお教えすることもできます。
下のお問い合わせリンクからご連絡ください。
メールにてご返事差し上げます。
galu
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